2026.01.11
新年を迎えて、
運動を始めたり、食事を見直したり、
「体のために何かしよう」と動き出した人は多いと思います。
それ自体は、とても良いことです。
でも最近、こんな声を聞くことが増えました。
ちゃんとやっているはずなのに、思ったほど調子が上がらない
むしろ疲れやすくなった気がする
何を基準に続ければいいのかわからなくなってきた
うまくいかないとき、
多くの人はまず自分を疑います。
頑張りが足りないのかな
方法が合っていないのかな
年齢のせいなのかな
どれも自然な考え方ですし、
間違いとも言い切れません。
ただ、それだけでは説明がつかないケースも、
確実に増えています。
不調を感じている人の多くは、
情報を調べている
体に気を配っている
無理をしないようにしようとしている
いわゆる
「何もしていない人」ではありません。
むしろ、
ちゃんと考えて、ちゃんと取り組んでいる人です。
それなのに整わない。
ここに、少し見方を変える余地があります。
最近よく感じるのは、
問題が体そのものにあるというよりも、
体と行動を決めている「判断の前提」がズレている
というケースです。
例えば、
疲れているのに「今日はやった方がいい」と判断する
休んだ方がいい状態なのに「続けなきゃ」と動く
本当は余裕がないのに「大丈夫」と処理してしまう
こうした判断が続くと、
やっていること自体は正しくても、
結果として整いにくくなります。
これは意志の弱さでも、根性不足でもありません。
トレーニングや体づくりの現場で多くの人と関わる中で、
調子が上がらない時期の人には、
ある共通した流れが見えることがあります。
それは、
「正解」を探そうとしている
今の自分の状態より、理想や情報を優先している
無意識に自分を後回しにしている
という状態です。
どれも悪いことではありません。
ただ、その状態のまま続けてしまうと、
体は少しずつズレを溜めていきます。
そんな時、
ちなみに私だったらどうするかというと、
まず「何かを足す」よりも、
頭の余白をつくることを優先します。
例えば、
意識的にスマホやSNSから離れる時間をつくる
(いわゆるデジタルデトックスのようなものです)
車を運転する
※これは私の場合ですが、
余計な情報が入らず、
自然と今に集中できる時間になります
睡眠時間を削らない
しっかり眠れる環境を整えて、
「ちゃんと休めた」という感覚を取り戻す
どれも特別なことではありません。
体を変えるための方法というより、
判断が落ち着く状態に戻すための行動です。
ただし、
これはあくまで私の場合です。
同じことをしても、
合う人もいれば、合わない人もいます。
だからこそ、
「何をするか」よりも先に、
今の自分にとって、
余白が生まれるかどうか
そこを基準にしてみてほしいと思っています。
うまくいかない時、
「自分がダメだから」と
結論を急がなくても大丈夫です。
やり方や努力の前に、
判断の前提を一度ゆるめてみる。
それだけで、
体の反応や選択は少しずつ変わっていきます。
考え方や背景については、
このブログで少しずつ整理していきます。
必要な人だけ、
必要なタイミングで触れてもらえたら十分です。