MANAブログ

2026.06.14

『なぜ私たちは「もう美味しくない」のに食べるのか?脳を支配する悪魔のバグ』

前回、「美味しいと感じなくなった瞬間が、体が求める食事のやめ時だよ」というお話をしました。

「1番美味しいところで箸を置く」

理屈はとてもシンプルです。
でも、いざ目の前に大好きなスイーツや菓子パンがあると、それがどれほど難しいか、皆さんもよく分かっていますよね。

「もうお腹いっぱいなはずなのに、どうしても手が伸びちゃう…」
「私って、本当に意志が弱くてダメな人間だな…」
そんな風に自分を責めているあなた。 今すぐその罪悪感、ゴミ箱に捨ててください。

あなたが食べすぎてしまうのは、あなたの意志が弱いからではありません。
現代の食べ物の影響もあり、あなたの脳が「バグらされている」からなのです。

本来、体と脳は完璧なチームワークで働いているはずなのに、現代社会にはその邪魔をする「悪魔の罠」が溢れています。特に40代〜50代の女性が陥りやすい、脳のバグの正体を明かします。

① 自然界に存在しない、脳へのドラッグ「超常刺激」

デパ地下の上質なスイーツ、あるいは疲れたときに無性に食べたくなるチョコレートや菓子パン。
これらは本当に美味しいですよね。

でも、ちょっと考えてみてください。
大自然の野生の時代、バナナは甘いけれど脂っぽくありません。
お肉は脂っぽいけれど甘くありません。
しかし現代の食品は、人間の脳が大興奮する「糖分×脂質×塩分」を、自然界には絶対にありえないレベルの黄金比率で合体させています。

これを科学の世界では、強烈すぎる刺激という意味で「超常刺激(ちょうじょうしげき)」と呼びます。

これを口に入れた瞬間、脳からは「もっと食べろ!」という強烈な快楽シグナルがドバドバ出ます。
結果として、胃袋や内臓は「もう栄養は要らない!」と叫んでいるのに、脳がその快楽欲しさに暴走して、「もっと食べたい!まだ美味しい!」とバグを起こしてしまうのです。

② 画面を見ながらの「おばけ食べ」

スマホでSNSを見ながら、テレビを見ながら、あるいは家事の合間にバタバタと何かをつまみながらの食事。
心当たりはありませんか?

人間の脳は、意識が別のところに向いていると、味覚をキャッチする能力がガクンと落ちてしまいます。

いわば、意識が「おばけ」のようにどこかへ消えたまま食べている状態です。
これだと、脳が「美味しい!」を十分に味わい尽くす前に、ただ口に運ぶだけの作業になってしまいます。
結果として、脳がいつまでも満足できず、「もっと、もっと」と食べすぎてしまうのです。

③ 「残しちゃダメ」という優しい呪い

子供の頃からの「残さず食べなさい」という教えや、「せっかく買ったから」「もったいないから」というお気持ち。
それは人として、とても優しくて素晴らしいことです。

でも、その優しさが時に「呪い」になります。
体は「もう要らない、美味しくない」と言っているのに、頭の中の真面目なあなたが、本能のブレーキを上からギュッと踏みつぶしてしまうのです。

あなたの脳は、パニックを起こしているだけ

あなたが太ったり、ついつい食べすぎてしまうのは、あなたが怠け者だからでも、意志が弱いからでもありません。
現代の食品や環境がすごすぎて、あなたの脳のシステムがパニックを起こしているだけなのです。

これからは、この「脳のバグ」に振り回される必要はありません。

では、この罠から抜け出して、どうやって自分本来の健やかで美しい身体を取り戻せばいいのか?

最終回となる次回(第3部)は、世間の流行りのダイエットに振り回されず、私がずっと実践してきた『食事制限のその先へ』世界が認める究極の食事スタイルについてお話しします。
実は今、これが世界中で大きな注目を集め始めているのです。

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