2026.09.27
「夜のご飯(白米)は抜いてるのに…」
「ダイエット中だから、パンや麺類は我慢…がまん…」
ダイエットを始めるとき、真っ先に「お米を減らそう」と考える人は、今でもすごく多いですよね。
フィットネス界隈では「しっかり米を食べて痩せる」がもはや常識。
それなのに、なぜ世間一般ではこれほどまでに「炭水化物=太る悪魔」というイメージが定着してしまったのでしょうか?
日本人が昔から主食として食べてきたお米が、悪者になってしまった理由と、実はダイエットの強い味方である理由を紐解いていきます!
理由は大きく分けて2つあります。
① 2010年代のブームとメディアの影響
2010年代に入り、「糖質制限」がダイエット法として大注目されました。
テレビやネット、広告で「主食を抜いて劇的チェンジ!」という情報が溢れた結果、私たちの頭に「糖質を減らす=痩せる」=「ご飯=太る悪者」というイメージが強烈に刷り込まれたのです。
②「最初の数日で体重が落ちる」という罠
糖質制限を始めると、最初の2〜3日で体重がストーンと1〜2kg落ちます。
「すごい!一瞬で痩せた!」と歓喜したくなりますが……実はこれ、体脂肪じゃなくてただの「水分」です。
糖質は体内で水とセットで蓄えられています。
糖質を抜くと水分が外に抜けて体重計の数字が減る。この「すぐ数字が出る体験」が、間違った成功体験を生んでしまったわけです。
よく相談を受けるダイエッターさんの食事を聞くと、こんな現象がよく起きています。
ご飯は頑なに抜く。でも、おかずの唐揚げや油ものはしっかり食べる。
ご飯を我慢した反動で、あとで甘いものをパクッ(別腹?)。
……ご飯だけめちゃくちゃ悪者になっていませんか?(笑)
カロリーで比べると、脂質(油)はお米(糖質)の2倍以上高カロリーです(炭水化物1g=4kcal / 脂質1g=9kcal)。
お米を怖がって抜いているのに、油やお菓子から知らず知らず高カロリーを摂っていたら、せっかくの我慢が本当にもったいないですよね。
「じゃあ、なんで炭水化物を食べたほうがいいの?」 理由はシンプル。
炭水化物は体脂肪を燃やすためのエンジンだからです。
脂肪を燃やす「薪(まき)」になる 体脂肪をメラメラと燃やすためには、実は炭水化物という「火種」が必要です。
炭水化物を完全にゼロにすると、体に火がつかず、体脂肪も効率よく燃えてくれません。
代謝(消費カロリー)を落とさない 炭水化物は、私たちが元気に動くための「ガソリン」です。
ガソリンが空っぽだと、体は「ヤバい!省エネモードになろう」と判断して代謝をキュッと下げてしまいます。
しっかりお米を食べてガソリンを満たしてあげることで、体はカロリーをしっかり消費できるようになります。
「炭水化物を食べたら痩せられない」なんて極端な話はありません。
大切なのは、主食だけを悪者にするのをやめて、自分の「食事全体」を見ることです。
今日から試せるMANABU式の3ステップをご紹介します!
ステップ1:まずはご飯を「抜かない」
夜のご飯を完全カットしていたなら、まずは軽めにお茶碗1杯食べてみる。
まずは「ご飯=太るから抜く」という決めつけを、一度やめてみるところからスタートです。
ステップ2:「ご飯」ではなく「全体」を見る
「ご飯は抜いたけど、揚げ物+スイーツ」になっていないか?
一つだけを悪者にするのではなく、1日を通して何をどれだけ食べているか、全体のバランスを観察しましょう。
ステップ3:自分の体の変化を見て微調整する
お米を食べてみて、「お腹の空き方はどう?」「甘いものを欲しくならなくなった?」「体調は?」と自分の体と対話します。
合っていれば続け、違えば量や食べ方を少し変えてみる。
これを繰り返せばOKです。
「〇〇は太るから禁止!」と一つの食べ物を悪者にして我慢を重ねるダイエットは、もう終わりにしませんか?
質が良い炭水化物(お米など)をちゃんと食べる
無駄な脂質や間食を抑える
自分の体に合った量に調整する
これが一番リバウンドしにくく、ストレスなく綺麗になれる近道です。
「ずっと夜のご飯を我慢していた…」という方は、ぜひ今夜、温かくて美味しいお米を食べることから始めてみてくださいね!

2026.09.20
SNSやネット広告でよく目にする医療用ダイエット薬「マンジャロ」。
今回は、連携させていただいている Doctor's Fitness 診療所 の医師から学んだ医学的根拠と公表データをもとに、事実だけをわかりやすく整理してお伝えします。
実は、私の知り合いでもマンジャロを使った人がいます。
元々スリムな方だったのですが、使用してさらに体重が落ちました。
ただ、後から話を聞くと「確かに痩せたけれど、ちょっと鬱っぽい気分になって辛かった」と言っていたのがとても印象的でした。
効果が高い薬だからこそ、本来必要のない人が使ったり、体調やメンタルの変化を無視して安易に使用したりすると、心身に負担がかかるリスクがあります。

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、本来 2型糖尿病の治療薬 として承認されている注射薬です。
従来の薬(GLP-1受容体作動薬)が1つのホルモンに作用していたのに対し、マンジャロは「GIP」と「GLP-1」という2つのホルモンに同時に働く のが最大の特徴です。
・食欲の抑制:脳に働きかけ、自然と空腹感を感じにくくする
・胃排出の遅延:消化のスピードを緩やかにし、満腹感を長持ちさせる
臨床試験でも高い効果が証明されていますが、あくまで医師の管理下で正しく処方されるべき 医療用医薬品 です。
近年、美容目的での使用などが問題視されていますが、医療用医薬品には国が定めた厳しい適応範囲があります。
例えば、同じGLP-1系の肥満症治療薬(ウゴービ等)で保険適用となるのは、以下のような厳格な基準を満たした場合のみです。
・BMIが35以上、またはBMIが27以上で健康障害(高血圧・脂質異常症・糖尿病など)を2つ以上併発していること
・6ヶ月以上の食事療法・運動療法を行っても十分に改善しないこと
※マンジャロ自体は、現時点で国内では「2型糖尿病」の治療薬として承認されています。
本来の目的と異なる安易な使用や通販等での自己購入は、思わぬ体調不良や医薬品の供給不足を招くため、必ず医師の診断と指導のもとで使うこと が原則です。
効果がはっきりしている分、次のようなリスクや副作用も報告されています。
・消化器症状:使い始めに「吐き気、下痢、便秘、胃の張り」などが起きやすい
・気分や体調の変化:食事量が急激に落ちることでエネルギー不足や気分の不調を感じるケースもある
・リバウンド:薬をやめると食欲は元に戻るため、生活習慣が変わっていなければ体重も戻る
「ただ打てば楽に痩せて万々歳」という魔法の道具ではありません。
マンジャロは科学的根拠のある優れたお薬ですが、頼り切るものではありません。
適正な運動や栄養バランスといった「基本的な生活習慣の改善」という土台があって初めて、医療のサポートも安全かつ効果的に活きてきます。
MANABU式では、Doctor's Fitness 診療所 などの専門機関と連携しながら、根拠に基づいた安全な身体作りをサポートしています。
正しい知識を持ち、自分の体と丁寧に向き合っていきましょう。

2026.09.13
最近、街中を歩いていると「ピラティス」のスタジオを本当にたくさん見かけるようになりました。
SNSやテレビを開いても、芸能人や海外セレブ、韓国のアイドルたちがトレーニングに励む姿を目にする機会が増えたと思います。
ただ、正直なところ「今さらどんなものか人に聞きづらい」「ヨガと何が違うの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、今さら聞けないピラティスの基本から、なぜ今これほど支持されているのか、そしてMANABU式としての捉え方までを分かりやすく解説します。
ピラティスは、20世紀初頭にドイツ人のジョセフ・ピラティス氏が開発したエクササイズです。
もともとは第一次世界大戦の負傷兵に向けた「リハビリテーション」として誕生しました。
そのため、体に無理な負担をかけずにリハビリを行う思想が根本にあります。
よく混同される「ヨガ」との違いは、その発祥と目的にあります。
ヨガ: 数千年前のインド発祥。呼吸やポーズ、瞑想を通して「心身の統合や精神の安定」を目指す体系。
ピラティス: 西洋の解剖学に基づいたリハビリ発祥。
骨格の整列やインナーマッスルの強化を通して「正しい体の使い方」を再学習させるシステム。
※日本では過去に「ロングブレスダイエット」などがメディアで一世を風靡し、大きなブームとなった時期もありました。
あの胸式呼吸で体幹に刺激を入れるアプローチも、ピラティスの要素を取り入れた代表例の一つと言えます。
基本的には、マットの上で行う運動や、リフォーマーと呼ばれる専用マシンを使って行います。
呼吸と動きを連動させながら、背骨や骨盤の細かい動きに意識を向け、普段使えていない深層筋(インナーマッスル)をピンポイントで動かしていきます。
目的: 骨盤や背骨を本来の正しい位置(ニュートラル)へ導き、日常の姿勢や動作の癖をリセットすること。
期待できる効果: 猫背やストレートネックなどの姿勢改善、腰痛・肩こりの予防、体幹の安定、胸式呼吸によるリフレッシュ効果など。
対象: デスクワークで体が固まっている人、運動が苦手な人、体の歪みを整えたい人、スポーツのパフォーマンスを上げたい人まで、性別や年齢を問いません。
近年これほどまでに再注目されている背景には、現代人のライフスタイルの変化があります。
スマホやパソコンの長時間利用により、多くの現代人が「慢性的な姿勢崩れ(現代病)」を抱えるようになりました。
単に筋肉を太くする筋トレや、ただ伸ばすだけのストレッチでは解決しにくい不調に対し、骨格から整えるピラティスのコンディショニング機能が、現代のニーズに合致したと言えます。
さらに、美しさと動ける体を両立したい著名人の発信が後押しとなり、一気に身近な選択肢として広がりました。
ここまでピラティスの魅力をお伝えしてきましたが、MANABU式として大切にしているのは「どれか一つに決めつけず、しなやかに組み合わせる」という考え方です。
ピラティスも、ヨガも、筋トレも、太極拳も、ランニングも、ストレッチも。これらはすべて、あなたの体を良くするための「選択肢(手段)」の一つに過ぎません。
実際、私が行っているMANABU式のパーソナルトレーニングでも、必要に応じてピラティスの要素を取り入れています。
今日は骨格を整えたいから、ピラティスの要素を取り入れる
心身を深くリラックスさせたい時は、ヨガの呼吸やポーズを行う
筋力をしっかり底上げしたい時期は、筋トレをメインにする
こんな風に、自分のその時のコンディションや目的に合わせて、いろんなメソッドの「良いところ」を柔軟につまみ食いしていく。
それこそが、偏りのない、あなたにとって「ちょうどいい」体作りにつながると考えています。
ピラティスという素晴らしいツールの特性を正しく知り、自分の体作りをアップデートするための選択肢の一つとして、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

2026.09.06
9月になり、季節の変わり目。
夏の疲れやホルモンバランスの乱れを感じていませんか?
今月MANABU式が激推しする食材は、今がまさに旬の「イチジク(無花果)」です。
なぜ今、イチジクなのか?(おすすめ理由&特徴)
イチジクは「不老長寿の果実」と呼ばれるほど栄養が豊富。
完熟の生イチジクが出回る時期は非常に短いからこそ、今食べるべき理由があります。
上品な甘みと柔らかな食感で、心も体も満たされる贅沢な一品です。
更年期の揺らぎケア(植物性エストロゲン)
女性ホルモンに似た働きをし、年齢に伴う体と心の不調を優しくサポート。
夏のダメージをリセット(アントシアニン)
強力な抗酸化作用で、紫外線による肌の酸化(老化)を防ぎます。
腸活&スッキリ(ペクチン・フィシン)
食物繊維と消化酵素のダブル効果で、便秘解消と食後の胃もたれを防止。
見た目: 皮にハリがあり、全体がふっくらと色づいているもの
お尻: お尻の部分が少し開きかけていて、甘い香りが立つものが熟し時のサイン
※傷みやすいので、購入後はペーパータオルに包んで冷蔵庫で保管し、2〜3日以内に食べ切るのがベストです。
「イチジクと生ハムのおつまみサラダ」
イチジクを皮ごと(気になる方はむいて)4等分に切る。
お皿に盛り、生ハムとカッテージチーズ(またはチーズ)を乗せる。
オリーブオイルと黒コショウを回しかけて完成!
生ハムの塩気とイチジクの甘みが絶妙。ワインのお供にも、朝食の贅沢な一皿にもぴったりです。
今しか味わえない秋の恵み、ぜひ今日の買い物リストに加えてみてください!
